シンプルな見た目で、子供がかってに立ち上がれない仕様のリエンダーハイチェアをレビュー
赤ちゃんの離乳食が始まったころに、一緒にダイニングテーブルで食事をするために、購入を検討したいのがハイチェアです。
今回は、ベビーチェアの購入を考えてた時に、値段は高かったけど、見た目のシンプルさと、なかなか立ち上がれない仕様になっているという店員さんの説明を聞き欲しくなって購入したLeander(リエンダー)のハイチェアについて、実際の使用感なども踏まえてご紹介します。
ダイニングテーブルで大人と同じ目線でお食事ができるハイチェアは各メーカーから様々なデザインのものが出ています。
当サイトでも、
上記のハイチェアをご紹介しています。
それぞれ特徴があり何を基準に選べばいいか迷ってしまいます
今回はLeander(リエンダー)のハイチェアをご検討しているかたに参考になればと思います。
リエンダー社は1998年に創業したデンマークの家具メーカーです。
- デザインと機能は常に一体であること。
- すべての家具は子供が満足するデザインであること。
- デザインに子供を合わせてはいけない
という創業者のリエンダー氏のこだわりのもとに、高機能でデザイン性の高い家具が特徴です
リエンダーのハイチェアはいつからいつまで使える?
公式ホームページでは、6ヶ月から成人まで(耐荷重125キロまで)と記載があります。
我が家は実際には、6ヶ月頃から使用しています。
6ヶ月頃は首がしっかりして、お座りの体制にすると上半身を手で支えたりする頃です。
生後6か月頃といえば、わが子は、腰すわりはまだの時期でしたが大人と同じ目線でお食事することに興味を示しはじめた時期でした。
生後5か月の時は、そのまま抱っこして離乳食を与えていましたが、6か月頃からリエンダーに座らせてみたところ少し上向き気味でしたが座らせることが出来ました。
座らせる時は、そのまま背もたれとセーフティーバーの間に赤ちゃんの脇下を両手で持ってすっぽりと入れます。
きつすぎず緩すぎないセーフティーバーで安定してお座りすることができます。
リエンダーのハイチェアは、背もたれが自然な曲線になっており、座らせるときはスムーズに座らせることができました。
最初は嫌がって少し不安そうにしていましたが2、3日で慣れたようです。
腰すわり前の不安定な時期は、別売りのクッションを椅子に付けると安定して座ることができます。
しかし、クッションの厚みの分座るときに引っかかるので、クッションを押さえて座らせるのに最初はコツが必要でした。
次にセーフティーバーですが、セーフティーバーは2段階に子供を座らせる幅を調整する事が出来ます。
我が家は、6ヶ月の時はぷくぷくしていたのでセーフティーバーを最初から広い設定にしていました。
1歳の時に少しスリムになったので、2,3回狭い設定にしたしました。
しかし、細身じゃ無いかぎりあまり狭い設定は利用しないかなぁと思います。
公式ホームページではセーフティーバーの使用は6ヶ月から2歳ごろという記載があります。
2歳を過ぎて自分で椅子に上り下りできる頃がセーフティーバー卒業の目安かなとおもいます。
最後に便利アイテムとして別売りで トレーテーブル があります。
トレーテーブルは、 セーフティーバー の溝にはめ込むことで利用できます。
トレイテーブルを使う時は、セーフティーバーを広い設定にして 溝にはめはめ込みます。
セーフティーバーが狭い設定の場合は、溝にはめ込むことができないので利用できません。
セーフティーバーの取外しですが、横は少し力を加えて外します。
レザーの部分は、座る位置の下にボタンがあるのでこちらは簡単に外せます。
トレーテーブルは、テーブルの上に離乳食やご飯を置いて食べさせたり、お絵かきしたりする時などに使用しました。
トレーテーブルなしでもダイニングテーブルに寄せて使用できますが、我が家はダイニングテーブルが小さく赤ちゃんの食器を置くスペースが少なかったのでトレーテーブルを購入しました。
子供手の届く範囲は意外と広く、ダイニングテーブル上のものを触られてしまう危険がないようにトレーテーブルを使用してよかったと思います。
トレーテーブルがあると子供の体の近くに食器を寄せて食べることができるので、手づかみ食べなど自分で食事を始めた頃に便利でした。
トレーテーブルは、椅子の高さがダイニングテーブルと高さが合わない場合にもあると良いと思います。
飲み物や食事をこぼしたときもトレーテーブルを外してそのまま洗うことができるので便利です。
リエンダーを購入したきっかけ
リエンダーハイチェアを選んだのは、赤ちゃん用品の専門店でハイチェアの購入を考えていた時に、店員さんに勧められた事がきっかけです。
値段はとても高かったのですが、見た目のシンプルさと、自分ではなかなか立ち上がれない仕様になっているという説明を聞き魅力的に感じ購入しました。
ハイチェアもセーフティーバーもカラーはナチュラルを購入しました。
茶色のレザーとのツートンカラーの色合いに惹かれたのと、ナチュラルの色は他の家具にもなじみそうだったからです。
リエンダーハイチェアのカラーは全部で5色あり、どれも木の色合いをそのまま生かした自然な色合いです。
セーフティーバーもハイチェアと同じ5色のカラー展開で好みのカラーを選ぶことができます。
別売りのクッションはナチュラルなくすみカラーが北欧らしい6色から選ぶことができます。
トレーテーブルはホワイトとグレーの2色から選ぶことができるので、お部屋の雰囲気に合わせて組み合わせをコーディネートすることができますね。
リエンダー 足置きの調整の仕方
商品に付属している六角レンチでネジを回してつけ直します。
六角レンチだけで簡単に外すことができるので、女性1人でもできます。
足置きの場所をずらすと前回の位置のフェルトのノリがついてしまいます。
フェルトのノリが付いてしまうと、あまり見栄えが良くないなと感じました。
座板も同じように調整可能です。
座板と足置きは3センチ間隔で12段階の調整が可能です。
座板を最も高い位置にした場合、床からの高さは56センチになります。
セーフティーバーを使用しているときはベルトの長さがあるため座板の調整は2段階となります。背板も2段階で調整可能なため、成長に合わせて変えていくことができます。
リエンダーハイチェア実際に座らせてみて思ったこと
掃除をする際に移動させますが本体の重さが5.1Kgと軽量で背もたれの所に手をかけて簡単に持ち運びすることができるのも良い点でした。
また、スムーズにすっぽりと座らせることが出来、座らせたままリエンダーを近くに引き寄せたいときの移動も楽にできるため軽量で良かったです。
安定して座らせることができ、足置きを成長に合わせて調整することで、足裏をしっかりと足置きに置くことができるので子供も食事に集中することができています。
リエンダーハイチェアは24枚の積層合板を曲げて作っているので、しっかりとした作りながら、しなやかで子供の動きに合わせて少ししなります。
このしなりが子供の動きを吸収しリラックスして座ることができます。
同じように子供から大人まで使用できるハイチェアに人気の
「ストッケ トリップトラップ」がありますが、
ストッケよりも曲線のあるデザインがナチュラルで柔らかい雰囲気を感じます。
好奇心旺盛な子供がハイチェアのどこを触っても丸みのある曲線のデザインなので、安心して使用することができます。
チェックポイント1『子供の座る幅は広いか』
座板の幅は狭いということはなく、子供も安定して座ることができました。
足を真下に下ろしやすいように座板の前側が中心に向かって曲線になっているので、おしりを座面にしっかりと座らせることができます。
座面の奥行が広いと足を座面の上であぐらをかくような姿勢になってしまうこともあるようですが、そのようなこともなくセーフティーバーを外した後もしっかりと足を下ろして座っていました。
チェックポイント2『足置きは問題なく使っているか』
12段階で3センチ間隔の調節が可能なので、小さいころから体に合わせて調整することができ、成長に合わせて余裕が出来てきたら下げることも可能でした。
足がしっかりと足置きに付くことで、足をブラブラさせることもなく集中することができるので足置きは大切だと感じました。
簡単に調整できるので、子供の成長の様子を見ながら調整しました。
チェックポイント3『姿勢よく座らせられるか』
リエンダーハイチェアの特徴である曲線を活かしたデザインが子供の体にフィットして安定して座ることができました。
座板の前方が曲線になっているので、足を自然に下ろすことができ、足置きを調整することで正しい姿勢で座ることができました。
座板の中心に行くほど奥行が短くなる曲線を描いているので、足を外側に大きく開くことなく真っすぐ足を下ろして腰を立てて座ることができます。
座板の高さも変えられるので大きくなったら学習デスクの高さに合わせて使用しようと思います。
リエンダーハイチェア大人の座り心地は?実際に座ってみて思ったこと
大人のサイズに合わせても座面の調整が可能なので、足置きを外して大人が使用することもできます。
安定感がありながら動きにあわせてしなるので、座板にクッションがなくても柔らかな座り心地です。
背板も曲線を描き大人の体にも自然にフィットするので、ダイニングチェアと変わらない座り心地で安心感があります。
大人並みに体が大きくなる小学校高学年から中学生でも安定して座ることができるので、長い間使うことができるコスパの良さを感じます。
リエンダーのハイチェアのメリット・デメリット
唯一無二のデザイン性の高さを感じるリエンダーのハイチェアですが、長く使うものだからこそメリット・デメリットをしっかりと見極める必要があります。
実際使ってみたメリット・デメリットをご紹介します。
リエンダーのハイチェアの【メリット】
デザインがシンプルで形も見た目も素敵
なんといっても余計な装飾がなく木の自然な曲線を思わせるデザイン性の高さが魅力です。色も自然で周りの家具にも調和します。
座面と足置きの板の高さは、12段階で調整が可能
細かな調整が可能なため長い期間使用することができるのが良い点です。
子どもがなかなか椅子に立ち上がれない仕様
子供の体に合わせて調整ができ、曲線が身体にフィットするため立ち上がりにくくなっています。
子供から目を離さないのはもちろんですが、簡単に立ち上がれないのも選ぶポイントでした。
リエンダーのハイチェアの【デメリット】
価格が高い
同様に大人まで使用できる人気の「ストッケ トリップトラップ」と比較しても価格が高く、アクセサリーなどすべて購入すると6万近くなってしまいます。
リエンダー正規品 | ストッケ トリップトラップ | |
ハイチェア 価格 | 34,000円 | 29,700円 |
セーフティーバー 価格 | 9,350円 | 7,830円 |
トレーテーブル 価格 | 8,800円 | 6,480円 |
クッション 価格 | 7,150円 | 7,830円 |
合計 金額 | 59,300円 | 51,840円 |
ただし、リエンダーハイチェアには正規品と並行輸入品があり、並行輸入品は半額程度で購入することができます。
正規品と並行輸入品の違いとは
(公式サイトより)
正規輸入品は日本の安全基準に合わせて規格を改良した商品で、日本国内で販売する前にリエンダー社の定める品質基準検査も実施済みの商品です。
正規品は日本語のパンフレット内に8年保証のページがあります。
並行輸入品は海外仕様のまま、リエンダー社が認める販売代理店以外から輸入されている商品で、複数の業者を経由して輸入されるため仕様が正規品と異なる部分があります。
日本国内での品質検査をしていない商品なので品質保証の対象外になります。
見分けるポイントは、
- 正規品には日本の安全基準をクリアしていることと正規輸入品であることを示すマークのシールが添付されている。
- 正規品は日本製品向けの取扱説明書があり、巻末に品質保証書がついている(並行輸入品は多国籍版説明書のみ)
- セーフティーバーが正規品は背面からの取り付けなのに対し、並行輸入品は前面からの取り付けで両サイド下部に羽と溝があり。
以上の3点になります。
シンプルな見た目で、子供がかってに立ち上がれない仕様のリエンダーハイチェアをレビューまとめ
リエンダーのハイチェアは曲線の美しいデザインと子供の体にフィットする柔らかな形状が魅力です。
リエンダーのハイチェアは見た目のシンプルです。
また、なかなか立ち上がれない仕様になっています。
などなど使用した感想を詳しく紹介させていただきました。
長く使用するものなので、親御さんの使いやすさやお子様のリラックスできるデザインなどぴったり合ったハイチェアを選びましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪。
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