離乳食の初期から後期までアレンジしておいしいく食べれる野菜スープを紹介します
赤ちゃんが、いっぱい食べてくれる離乳食をいろいろ試しながら作っているあや(aya_moku1979)です。
今回は、離乳食の野菜スープの作り方です。
赤ちゃんのお世話にやっと慣れてきた頃にスタートするもの…
そう、離乳食です。
初めてのママは離乳食って、全く分からなくてとっても不安ですよね。
我が子には一生健康でいてもらいたいから、ちゃんと離乳食を食べさせてあげたいと多くのママは思うはずです。
でも、離乳食の本を読んでみるもののじっくり煮込んですりつぶしたりして、なんだかとっても大変そうに感じてしまいます。
今回は、そんな不安でいっぱいのママさんに、おすすめの離乳食初期から離乳食後期まで、同じ材料でアレンジしながら活用できる野菜スープをご紹介します。
家にある材料でメニューを考えたいかたは、こちらのクラシルアプリの記事をご覧になってください。
離乳食の初期・後期とは
初期 | 生後6カ月生後(離乳食食べはじめ頃) |
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中期 | 生後7カ月生後(離乳食食べはじめて1カ月後頃) |
後期 | 生後9カ月生後(離乳食食べはじめて3カ月後頃) |
生後だいたい6カ月前後から、離乳食がスタートします。
離乳食を開始したばかりの頃を、離乳食初期と呼びます。
離乳食初期は、これまで母乳やミルクなどの液体のみを飲んできた赤ちゃんが、初めて食べ物をごっくんとする練習の期間です。
そのため、まずは10倍粥などの滑らかにすり潰したものを飲み込む練習から始めます。
10倍粥をすりつぶすのて、かなり大変です。
離乳食初期の栄養源は母乳やミルクなので、栄養バランスなどを気にする必要はありません。
次に、ごっくんとすることに慣れてきた頃からを離乳食中期と呼びます。
生後7カ月頃が、離乳食中期です。
離乳食中期は、離乳食初期よりも少し形のあるものを口の中で押しつぶして、唾液とまぜてごっくんとする練習をする時期です。
離乳食初期では滑らかにすり潰していましたが、離乳食中期ではみじん切りなどで細かくします。
離乳食中期も、栄養はまだほとんどを母乳やミルクから摂取しています。
口の中で押しつぶしてごっくんとすることに慣れてきた頃からを離乳食後期と呼びます。
生後9カ月頃が、離乳食後期です。
離乳食後期は舌を自由に動かすことが出来、少し硬いものは舌で歯茎の方に押しやって噛むことが出来ます。
そのため、離乳食中期より具材の大きさを少し大きくしましょう。
歯茎で噛むと言っても、まだバナナ程度の硬さに調理してあげましょう。
離乳食後期では、いよいよ栄養のメインが離乳食へと移行します。
離乳食初期から食べられる美味しい野菜スープ
離乳食の最初は、とっても細かくして少しずつ大きくしていくということは理解して頂けたかと思います。
次に離乳食初期から食べられる野菜スープをご紹介します。
今回は、βカロテンが豊富な人参と、鉄分が豊富なほうれん草を使ったレシピです。
離乳食中期と離乳食後期では、タンパク質を補うためにツナの水煮缶を加えると、栄養バランスが整います。
野菜スープと言うと、お鍋でコトコトと煮込むから手間がかかるイメージがあるかもしれません。
しかし実は、炊飯器を使うととっても簡単に作れちゃうんです。
炊飯器なら、使いたい野菜を切って、水と一緒に炊飯器に入れて炊飯キーを押すだけという手軽さです♪。
野菜スープ 基本のレシピ
材料は人参とほうれん草ですが、今回は下茹での手間が省ける冷凍ほうれん草を使用します。
- 人参
- ほうれん草(離乳食初期と離乳食中期は葉の部分のみ)
- ツナの水煮缶(離乳食中期と離乳食後期のみ)
- 水
※離乳食初期は10グラム、離乳食中期は20グラム、離乳食後期は30グラム程度を目安にします。
野菜スープ共通の下準備
人参は赤ちゃんの分はほんの少しですが、ビタミンが煮汁に出てしまう量を最小限にするため、大きめに切ります。
大人のスープも同時に作るなら、一口大にも切りましょう。
奥が赤ちゃん用、手前が大人用です。
炊飯器に人参を入れ、水を人参がちょうど隠れるくらいまで入れたら、炊飯キーを押して終わるまで待ちます。
炊飯が終了すると、写真のように人参が柔らかくなっています。
冷凍ほうれん草をお皿に出し、ラップをしてレンジで解凍する。
解凍時間は、袋に書いてある時間より30秒ほど長く加熱して、柔らかくします。
写真は袋から出してすぐの写真です。
写真のように、茹でたほうれん草が切った状態で凍っています。
下準備は、離乳食初期から離乳食後期もこの手順で完了です。
野菜スープ離乳食初期の作り方
大きく切った人参を一口大に切ったものと、レンジで柔らかく解凍したほうれん草をそれぞれ裏ごしします。
裏ごしすると繊維が網に残るので、多めに裏ごししてから必要量を取り分けましょう。
ほうれん草
にんじん
離乳食初期【完了】
初期は、これで完了です。
ほうれん草
にんじん
裏ごししただけでは水分が足りないようなら、コーンポタージュくらいの水分量を目安に、炊飯器に入っている人参の茹で汁を加えてください。
赤ちゃんのお口に入れるときは、スプーンでかき混ぜてからすくいましょう。
野菜スープ離乳食中期から後期の作り方
離乳食中期と離乳食後期はツナの水煮缶を加えると、タンパク質を足すことが出来ます。
離乳食中期と離乳食後期の違いは、具材の大きさだけです。
離乳食 中期
離乳食 後期
離乳食中期はみじん切りにして細かくしますが、離乳食後期は5ミリ角程度の大きさに切りましょう。
材料と水100CCを小鍋に入れ、沸騰させるだけで完成です。
離乳食中期から離乳食後期【完了】
離乳食 中期
離乳食 後期
どちらも調味料は使っていませんが、ツナの水煮缶の出汁が効いていて美味しいです。
もう少しう旨味を足したい場合は、缶に残っている煮汁を足すと良いです。
このスープにお粥などの炭水化物を添えますが、長時間食べられない場合はスープにお粥を足して野菜粥にすることもおすすめです。
以上が離乳食の野菜スープの作り方になります。
簡単ですから是非作ってみて下さい。
中期以降に大人もだべれる野菜スープ【番外編】
離乳食の中期以降は、一日の離乳食の回数も2〜3回となります。
離乳食と大人のごはんを用意するのはとっても大変です。
でも、大丈夫です!
野菜スープなら、ちょっとの工夫で大人も一緒に食べることができるんできるのでご紹介したいと思います。
このスープも炊飯器で作るので、野菜を切って水と一緒に入れ、炊飯キーを押して待つだけです。
とっても簡単です♪
炊飯器で簡単ミネストローネ レシピ
- 玉ねぎ
- じゃがいも
- にんじん
- なす
- カットトマト缶
ミネストローネ作り方
ミネストローネは、2つの作業のみで完成します。
材料を大きめの一口大にカットして炊飯器に入れ、カットトマト缶を入れます。
水を材料が少し出る程度の量を入れて炊飯キーを押して待つだけで完成です。
ミネストローネ【完成】
炊飯が終わったら、もう完成です。
赤ちゃんに食べさせるときは、具材を清潔なハサミでその子に合った大きさに切ってあげてください。
大人は赤ちゃん用を取り分けた後に鍋に移し、塩やコンソメで味付けをしてください。
とっても、美味しいですよ♪。
離乳食初期から離乳食後期まで活用できる野菜スープをご紹介しました。
離乳食作りは大変ですが、我が子が美味しそうに食べている様子を見るのはとても嬉しいです。
簡単に作れるアイデアを上手く取り入れながら、離乳食を作るのは結構楽しいです。
野菜パウダーも代用できる、ほうれん草のポタージュ
もう一つ、簡単に作ることができるスープをご紹介します。
ハンドブレンダーがあれば簡単に作ることができる、ほうれん草のポタージュスープです。
ほうれん草のポタージュ レシピ
- 柔らかく茹でたほうれん草 100グラム
- 調乳したミルク 80ml
ほうれん草ポタージュ作り方
こちらもとっても、簡単です。
2つの材料をハンドブレンダーを使用できる容器に入れる。
ハンドブレンダーで滑らかになるまでまぜる。
ほうれん草ポタージュ【完成】
ミルクを入れてポタージュスープにすることで、ほうれん草の香りが少し和らいで食べやすくなります。
離乳食中期の赤ちゃんでそのままでは嫌がる場合は、完成した後に裏ごししてあげると繊維が減って食べやすくなります。
ポタージュをもっとお手軽に作るには
今回は冷凍ほうれん草を使用しました。
下茹での手間は省けたもののハンドブレンダーでまぜなければなりません。
ハンドブレンダーは大きな音がするので、赤ちゃんがお昼寝中は使用できません。
そこで、もっとお手軽に作るために、野菜パウダーを使用する方法もあります。
野菜パウダーを使用する場合は、調乳したミルクに野菜パウダーをポタージュ状になるまで量を調節しながら混ぜるだけです。
さらに、野菜パウダーを使うと繊維が多いので普段は作れないこまつ菜のポタージュも簡単に作れます。
離乳食初期の赤ちゃんでほうれん草そのものの味を教えてあげたい場合は、水と野菜パウダーを混ぜるだけです。
野菜パウダーを使うと、離乳食初期の場合なら、下茹でや解凍と裏ごしの手間が一気に省けちゃいます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪。
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